ほけん Q&A

 日頃から何気なく感じている健康に関する疑問はありませんか?
 あなたの健康に必要なヒントが、見つかるかもしれません。
☆★若い年代の人に子宮がんが増えていると聞いたのですが★☆

子宮頸がんの発生率は50歳以上の中高年層ではここ20年ほどで順調に減少してきていますが、逆に2024歳では約2倍、2529歳では34倍に増加しています。

高齢に成る程多くなる他のがんと違い、子宮頸がんはヒトパピローマウィルス(HPV)の感染が発がんに関与しているのではないかと考えられており、若い年代での性活動が原因ではないかと考えられます。

20歳になったら、定期的に子宮頸がん検診を受けましょう!
 市町が実施する子宮がん検診でも20歳から受診することができます。


☆★がん検診はどこで受けても一緒ですか?★☆

がん検診は、受診者の方が気持ちよく受診していただくことは大切なことですが、その前後の精度管理が大事といえます。

 がん検診の精度の良し悪しを見るためには、要精検率、精検受診率、がん発見率(陽性反応的中度)などの数値を公表している施設であるかどうか、また、その数値を見るとよいでしょう。

 その他にも、施設・スタッフ・システムについて整っているかを確認した方がよいでしょう。

例えば、

 日本臨床細胞学会施設認定やマンモグラフィ検診精度管理中央委員会による施設画像評価認定など、必要な認定を受けている施設であるか。

  撮影においては、取り揃えている装置が学会の基準を満たしているか。

  フィルム評価会での評価はどうか。

  スタッフは、例えば乳がん検診の撮影は認定技師が従事しているか。

   細胞検査について、細胞検査士のダブルチェックがなされているか、病理医や専門医の指導・判定が仰げる体制を整えているか。

   読影は、複数医師によるダブルチェックがなされ、必要に応じて前回フィルムとの比較読影を行なっているか。

   乳がんに関しては読影認定医師が読影をしているかなど充実した読影体制であるか。

    各種従事者講習会や学会、症例検討会などに参加し、常に知識・技術の向上に努めている施設であるか。

 など・・・

 信頼に値する施設であるかどうかをもって、受診の際の選択の基準としてはいかがでしょうか。


☆★最近、よく聞くメタボリックシンドローム≠チてなんですか?★☆

メタボリックシンドロームとは、おなか周りに蓄積した内臓脂肪をベースとして起こる代謝機能の不調です。

蓄積した内臓脂肪からは、インスリンの効きを悪くし血糖を上昇させたり、血管を収縮させ血圧値を上昇させる、中性脂肪値の上昇・HDLコレステロール値を減少させるなど、多彩な悪影響をおよぼすホルモンが分泌されます。

それだけでなく、動脈硬化を抑制したり、インスリンの効きをよくする効果がある良いホルモンの分泌を減少させてしまうのです。

これらの状態を放っておくと、動脈硬化を進行させ、脳卒中や心筋梗塞を引き起こしたり、糖尿病の合併症(人工透析・失明)等をも引き起こすことになるのです。

最近、「おなか周りが太ってきたかも」と心あたりのあるかた!

たかがおなかポッコリ≠ネどとあなどっては危険です。

もし、メタボリックシンドロームの診断基準に当てはまる状態なら、あなたは命に関わる疾患に向かって、すでに助走し始めているのです。

メタボリックシンドローム診断基準

 腹囲 → 男性:85cm以上  女性:90cm以上

 (おへその位置で内臓脂肪面積100p2に該当する)

※腹囲に加えて、以下の2つ以上に該当するとメタボリックシンドロームです。

 血糖 → 空腹時血糖値が110mg/dl以上

 血圧 → 収縮期血圧が130mmHg以上

      (または/かつ)

      拡張期血圧が85mmHg以上 

脂質 → 中性脂肪が150mg/dl以上

(または/かつ)

HDLコレステロールが40mg/dl以下